2011年11月23日
ストレスと痛み
先週(11/16)の、テレビ NHK「ためしてガッテン」(毎週水曜夜8時~)で、腰痛のお話を特集してました。
腰痛の、本当の原因は、
5%が、腰椎椎間板ヘルニア。
1%が、腫瘍、感染症など。
9%が、その他(圧迫骨折、腰椎すべり症、脊柱間狭窄症など)
残り、85%が、、原因不明。。
(MRIなどの画像検査では異常が認められないもの)
その、85%の原因不明の痛みの正体が、
「脳」にある!!
という発見があったそうです。
原因不明の腰痛患者の、脳の血流量を調べたところ、
およそ7割の腰痛患者が、
健康な人に比べて、血流が悪い、つまり脳の働きが低下していたそうです。
特に、脳の「側坐核(そくざかく)」という部分の活動が低下していて、、、
その「側坐核」は、痛みを制御してくれる部分で、
慢性的なストレスによって、「側坐核」の痛み制御機能は低下してしまうことが分かってきたそうです。
(ストレスが痛みの原因を作るのではなく、
小さな痛みをコントロールできずに、強めて、激痛を生み出してしまう…ということです。)
ストレスとなる危険因子として、
● 病気に対する不安
(原因が分からないという不安、病気により将来に対する不安、など。)
● 仕事や家庭の問題
(仕事での悩み、子育てでの悩み、など。)
● 医療不信
(痛くて辛いのに、治して貰えない、理解して貰えない、など。)
腰が痛いときって、気が滅入ってしまって、動きたくなくなってしまう。。。
そして、余計に痛みが気になってしまう。。。
腰が痛い<ストレス> → 活動低下<ストレス> →
家族・医師の不理解<ストレス> → もっと痛い<ストレス>
といった悪循環に陥ってしまい、
脳の側坐核の鎮痛システムが、働かなくなってしまうということです。
しかし、その「側坐核」は、快楽を司る部分でもあるので、
自分の好きな食べ物や音楽、香りなどを積極的に取り入れることで、
働きがよくなり、鎮痛作用が高まるとされているそうです。
番組では、子犬を飼い始めた(ご主人様が子犬をプレゼントしてくれた)ことによって、
痛みの悪循環から抜け出すことが出来た!という事例を紹介していました。
子犬にエサをあげたり世話をしたりすることで、
腰痛の悩みから気がそれて、痛みを気にすることが減ったり、
活動量が増えたことで、
痛みを制御する、快楽を司る、「側坐核」の働きが再びよくなったと考えられるそうです。
腰が痛いからと家に閉じこもって痛みに耐えるのではなく、
できる限り自分の好きなことをしたり考えたりすることが、
腰痛の治療になるという新常識!!ということです。
もちろん、すべての腰痛が、ストレスや脳が原因とはいえませんが、
最初の、原因不明の腰痛(85%)のうちの、
およそ3分の1くらいを占めているというお話でした。
また、今回は腰痛のお話でしたが、
脳で、慢性的ストレスによって、痛みをコントロールできなくなってしまう…ということは、
腰痛に限ったことではないと思いますので、
やはり、体のどこが痛くても辛く、ネガティブになってしまいがちですが、
家で、痛みに悩んで寝込んでいるよりも、
少し頑張って、自分の好きなことをしてみる、
適度に身体を動かしてみる(運動)、
趣味や生きがいを見つける、
などといったことが大事なようですね!!!
腰痛の、本当の原因は、
5%が、腰椎椎間板ヘルニア。
1%が、腫瘍、感染症など。
9%が、その他(圧迫骨折、腰椎すべり症、脊柱間狭窄症など)
残り、85%が、、原因不明。。
(MRIなどの画像検査では異常が認められないもの)
その、85%の原因不明の痛みの正体が、
「脳」にある!!
という発見があったそうです。
原因不明の腰痛患者の、脳の血流量を調べたところ、
およそ7割の腰痛患者が、
健康な人に比べて、血流が悪い、つまり脳の働きが低下していたそうです。
特に、脳の「側坐核(そくざかく)」という部分の活動が低下していて、、、
その「側坐核」は、痛みを制御してくれる部分で、
慢性的なストレスによって、「側坐核」の痛み制御機能は低下してしまうことが分かってきたそうです。
(ストレスが痛みの原因を作るのではなく、
小さな痛みをコントロールできずに、強めて、激痛を生み出してしまう…ということです。)
ストレスとなる危険因子として、
● 病気に対する不安
(原因が分からないという不安、病気により将来に対する不安、など。)
● 仕事や家庭の問題
(仕事での悩み、子育てでの悩み、など。)
● 医療不信
(痛くて辛いのに、治して貰えない、理解して貰えない、など。)
腰が痛いときって、気が滅入ってしまって、動きたくなくなってしまう。。。
そして、余計に痛みが気になってしまう。。。
腰が痛い<ストレス> → 活動低下<ストレス> →
家族・医師の不理解<ストレス> → もっと痛い<ストレス>
といった悪循環に陥ってしまい、
脳の側坐核の鎮痛システムが、働かなくなってしまうということです。
しかし、その「側坐核」は、快楽を司る部分でもあるので、
自分の好きな食べ物や音楽、香りなどを積極的に取り入れることで、
働きがよくなり、鎮痛作用が高まるとされているそうです。
番組では、子犬を飼い始めた(ご主人様が子犬をプレゼントしてくれた)ことによって、
痛みの悪循環から抜け出すことが出来た!という事例を紹介していました。
子犬にエサをあげたり世話をしたりすることで、
腰痛の悩みから気がそれて、痛みを気にすることが減ったり、
活動量が増えたことで、
痛みを制御する、快楽を司る、「側坐核」の働きが再びよくなったと考えられるそうです。
腰が痛いからと家に閉じこもって痛みに耐えるのではなく、
できる限り自分の好きなことをしたり考えたりすることが、
腰痛の治療になるという新常識!!ということです。
もちろん、すべての腰痛が、ストレスや脳が原因とはいえませんが、
最初の、原因不明の腰痛(85%)のうちの、
およそ3分の1くらいを占めているというお話でした。
また、今回は腰痛のお話でしたが、
脳で、慢性的ストレスによって、痛みをコントロールできなくなってしまう…ということは、
腰痛に限ったことではないと思いますので、
やはり、体のどこが痛くても辛く、ネガティブになってしまいがちですが、
家で、痛みに悩んで寝込んでいるよりも、
少し頑張って、自分の好きなことをしてみる、
適度に身体を動かしてみる(運動)、
趣味や生きがいを見つける、
などといったことが大事なようですね!!!
番組の詳しい内容はこちらから ↓
「ためしてガッテン」のホームページより。
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20111116.html
携帯よりご覧くださっている方は、
メニュー → TV → NHK → ためしてガッテン
→ 過去の放送 → 2011/11/16放送
へ進んで頂くとご覧頂けると思います。
「ためしてガッテン」のホームページより。
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20111116.html
携帯よりご覧くださっている方は、
メニュー → TV → NHK → ためしてガッテン
→ 過去の放送 → 2011/11/16放送
へ進んで頂くとご覧頂けると思います。
Posted by あまきマッサージ室 at 18:15│Comments(0)
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